【レビュー】ソーシャルネットーワーク

というわけで、これから話題になるであろう映画ソーシャルネットワークの試写会に行ってきました!^^


会場は神保町にある「一ツ橋ホール」。正直ボロッちい建物だったので、これは失敗したか…まあタダだしな…、とか思いつつ突入。中は意外としっかりしてて一安心。イスが映画館に劣るのは仕方ない。ただ、最後のほうは腰が痛くなって辛かった^^;


また、音響も映画館ほどではなかった…サラウンドではなく、まさかのステレオ音響(画面からしか音が聞こえない)だったのががっかり。普段映画は川崎の109シネマズでしか見ないので、DTS/SRD-EX/DLPの音響にばかり慣れていたために最初は違和感があった。(この書き方合ってるのかな…)実は僕結構映画にこだわりがあって、yahooで映画を検索するときも、必ず映画館の評価と座席・音響スペックは調べるようにしてる。レビュー☆3ギリのところは止めたほうがいいな、とか。ちなみに109シネマズは3.77。


と、設備には不満があったものの、多少の講演(シリコンバレーで仕事してた日本人と日経エンタテイメント編集長との対話形式)があった後に本編スタート。




<以下、若干ネタバレが含まれるかも知れないので注意!>



全体的に言えるのは、「脚本・演出が素晴らしい」ということ。脚本・演出ともに、ザッカーバーグの半生という元々面白い題材をいかにその面白さを失わずに表現するか、という点に注意して作られたからか、全体の構成から出来事の表現方法からリアリティの追求からジョークの面白さまで、すべてが最高レベルだった。演出の素晴らしさは、「告白」の映画版を見たときの感覚に似ていた。原作の内容の良さを消さずに、どうやったら良さが伝わるのか、を隅々まで追求されている感じ。あそこまで再現してくれたら筆者も満足だろうな、というレベル。映像化することの良さを余すところ無く使い切っているというレベル。


まず、最初のシーンで完全に惹き込まれた。
ザッカーバーグの性格、そしてfacebook立ち上げのきっかけが分かるシーン。ただの言い争いなんだけど、話し方と話す内容でザッカーバーグの性格のすべてを表現しつくしている。変人っぷりがよく分かる。それに、英語早すぎ(汗)ただ、これも「頭の良い(=頭の回転が早い)人は早く喋る」ということを上手く表現してた。回転速くないと議論でも喝破されちゃうしね…だから、自分はブログで文字にして発信することしかできないのです。頭の回転が早くないので。


そのあとに、ハーバード大学の中でのザッカーバーグの寮でのシーン。ここで完全に魅了された。プログラミングスキル凄すぎる。facemashを一瞬で作ったとかホントかよ…。そして、その相方的存在のエドゥアルドのなんとか理論の解説(名前忘れた汗)も圧巻。他のルームメイトもすごい。というか、すべてに圧倒された。こんな大学にいたら毎日刺激だらけで楽しすぎるよなあ…なんてぼんやり思ったり。うん、将来一回は行ってみたいな。留学でも何でも。

と、ここまでで完全に惹きこまれていたので、あとのところも飽きることなく見続けらてた。テンポが良かったのも飽きなかった一つの要因。早口のザッカーバーグの台詞と、裁判(?)中の場面と過去の場面とを行き来するという構成が素晴らしかった。BGMのチョイスも絶妙。これも演出の評価点の一つ。


あとのシーンに関しては割愛。これ以上書くにはネタバレが必要だわ…。


とりあえず、アントレプレナー志望の人は見たほうがいい。ザッカーバーグの特異性を存分に見せてくれる。こんな人しか成功できないのか?と多少思ってしまうけど。「こんな人もいる」ということを知ることができるだけで大きい。自分は別にアントレプレナー志望じゃないけど、プログラミングに今まで以上に興味を持った。面白そうだから、ちょくちょく勉強してみようかな。



いや、映画は自分の知らない世界を見せてくれる点が素晴らしい!やっぱり。今回も、知らない世界を知ることができた。さてさて、次は今日買った(本来1/17発売だけど、先行販売してた)facebook本でも読みますかー^^


…うん、ネタバレをしないと書けないorz早くみんな見てください!語りましょうこの映画について!^^


ではでは〜ノシ